追われた夜


写真は本文と全く関係ないけど、奥さんより撮っとけ指令が出たので。
プランターの花の裏に居とったカマキリの子。

昨夜せっかく風と勝負じゃ!と根性きめて舞洲へ行ったのに夜にはちょっとおさまってた。
そのかわり、毛馬から十三大橋までロードで通勤してる人に風除けに付かれたり十三大橋から河原にでて直ぐに野犬に追いかけられたり。
通勤の人に付かれるのはかめへんけど野犬に追いかけられたのは怖かった。
風が収まってきてたがやっぱり向かい風の中必死のパッチやった。
最近「必死のパッチ」っていうフレーズをよく使うが今回のが正真正銘の「必死のパッチ」。
風は大した事ないなと思いながら走ってたら遠くで「ウ~ッ!ワ゛ァン」という低い泣き声が聞こえたのでそっちを見ると光った目がこっちに走ってきよる。
「ギョッ」と思ってそこからは「必死のパッチ」のペダリング。
また「ワ゛ァン」という泣き声が聞こえたからそっちを見たら並走してやがった。
「振り切られヘン!のか」と思いながら今こっちに攻撃してきよったら終わりヤ!と恐怖のバロメーターが振り切れた。
そこからまっすぐ前だけ見て「必死のパッチ」二乗で走った。
振り切ったのかどうかはわからないが気配を感じなくなって振り返ったら居てへんかった。
「ぜーぜーひーひー」の息も絶え絶えの中落ち着いて分析するとこっちは舗装の管理道路で敵は土の上を走っとった。
砂の浮いてるアスファルトじゃなく犬にはグリップの良い土の上を並走してたのは、もしかして犬に「おちょくられてた?」。
後はヘロヘロになりながら舞洲に到着。
アリーナの信号でシマウ魔さん達がおったんでローラー師匠いてるか聞いたら居てはれへんかった。
もしかして飲みに行ってたのかな。
帰りは「犬におちょくられてた」のが幸いしたのかなんかメッチャ足がよう回った。
「アドレナリン出まくり」の夜に迫る時間で帰宅。

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